「荻野弘一彫刻展 流れのままに」が新潟市豊栄地区公民館の主催により開かれている。

 荻野は1954年、旧笹神村(現阿賀野市)に生まれ、79年からイタリア・トスカーナ州の大理石の産地として名高いカラーラに滞在し、多くの石工や彫刻家たちと肩を並べて、彫刻研究と制作を精力的に行った。

 日本の文化を象徴するのが木や紙であるならば、西欧のそれは石と煉瓦(れんが)である。西欧の圧倒的な石の文化のただなかに身を…

残り887文字(全文:1104文字)