栃木戦を前に練習に汗を流すMF本間=聖籠町
栃木戦を前に練習に汗を流すMF本間=聖籠町

 J2アルビレックス新潟は第9節の10日午後2時から、デンカビッグスワンで栃木と対戦する。守備に特徴のある相手からゴールを奪い、今季2度目の連勝を手にしたい。

 栃木は今季から時崎監督が率い、前線からの積極的なプレスが持ち味。自陣では5バックでスペースを埋め、ゴール前を固めてくる。攻撃はMF谷内田(帝京長岡高出)が効果的なパスを見せる。

 ボール保持では新潟が優位で、主導権を握りながら相手守備をどう崩すかが最大のポイントとなりそう。「状況を見て、コレクティブ(組織的)に突破したい」と松橋監督。連動したサイド攻撃、相手最終ラインが整う前に背後を狙うなど、共通理解を持って攻めることが重要だ。

 さらに、DF千葉が「縦パスを見せることでサイドが空く。チャレンジしたい」と言うように、守備ブロックを崩すには強引さも必要になる。

 GK小島は「勝つための準備をしてきた。連勝にチャレンジしたい」と力を込める。負けなしで首位を走る横浜FCなどを追いかけるためにも、勝ち点3だけを目指す。

◆「伸び伸びと」好調キープ・MF本間

 プロ4年目を迎えたMF本間は、今季も切れのあるドリブルで相手の脅威となり続けている。「考えた通りにやるのが一番いい」と本能のままのプレーで好調を維持している。

 前節熊本戦の後半13分、カウンターからゴール前でボールを受けると、最後はパスを選択。相手にカットされ、悔しさをあらわにしたが、周囲が見えている証拠で、「悪い選択とは思っていない」と前向きに捉えている。

 10番を背負ったプロ2年目の2020年に7得点7アシストをマーク。さらなる飛躍が期待された3年目の昨季は、他チームの警戒が強まり、終盤戦の負傷もあって5得点6アシストだった。「自分は思わなくても、そうなっていたかもしれない」と言い、重圧も一つの要因とする。

 だからこそ、「伸び伸びとやることが一番大事」と原点に戻り、今季は余計な気負いはない。得点やアシストを求められているのは理解しつつ、「こだわりすぎると良くない。落ち着きも意識したい」と自分らしいプレーでチームを勝利に導くつもりだ。