新潟市中央区の沿岸部などで13日昼、春先に発生する「移流霧(いりゅうぎり)」が見られた。万代地区では一時、白く濃い霧で上空が覆われ、幻想的な雰囲気に包まれた=写真上=。

 新潟地方気象台によると、移流霧は暖かく湿った空気が冷たい海の上を通るときに、下から冷やされて発生する。同区の最高気温は5月下旬並みの23・0度だった。

 同区の新潟日報メディアシップ20階「そらの広場」では、雲の中にいるような景色をスマートフォンで撮影する人もいた。

 新潟市西区の女性(65)は「昼間にこんなに白くなるのは初めて見た。別世界のようで不思議」と話していた。

 県内では、14日も昼前にかけて全域で霧が発生しやすくなる見込み。急に視界が悪くなる可能性があるとして、気象台は車の運転に注意を呼びかけている。

上層部の象徴的な三角が見えなくなったネクスト21(中央左奥)=4月13日正午すぎ