新潟県の長岡、小千谷、見附の3市で新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を終えた人が、それぞれ対象全体の7割ほどに達した=表参照=。各市は希望者への接種が一定程度進んだとして、5月中に大規模な集団接種を終える予定だ。ただ、20〜30代の若い世代の接種率が低い傾向にあり、各市は早めの接種を呼びかけている。

 新潟県の9日時点のまとめによると、長岡市では12歳以上の対象者のうち、3回目接種を終えた人の割合は68・7%となった。年代別では、30代が47・5%、20代が46・0%、12〜19歳が25・9%と、若い世代ほど低い状況となっている。

 市によると、接種券の送付はほぼ完了しているが、若い世代を中心に予約が進んでいない。副反応への不安や、新生活が始まった時期に職場などでスケジュールを確保しにくいことが主な要因とみられる。

 集団接種は28日に終了する予定で、市新型コロナウイルスワクチン接種事業室は「感染拡大防止の観点からも、特に若い世代に早めの予約をしてほしい」と要請している。

 集団接種の日程は、14日の会場がハイブ長岡、長岡赤十字病院、長岡中央綜合病院で、15日はハイブ長岡で実施。16〜19日には、さいわいプラザ(幸町2)で当日も受け付ける。その後は21日に長岡中央綜合病院、28日に長岡赤十字病院で行う。以後は、市内61カ所の医療機関で対応する。

 小千谷市の接種率は77・8%となり、14日に集団接種を終える。年代別では30代が60・7%、20代が54・4%、12〜19歳が39・3%と低調で、市はホームページを活用するなどして若い世代へ呼びかけ、接種を進めたい考えだ。

 また、見附市の接種率は、73・4%。30代が52・1%、20代が53・3%、12〜19歳が37・1%と他の2市と同様、若年層が比較的低い状況となっている。

 これまで行ってきた数百人単位の大規模接種は14日で終了する予定。以降は6月3、24日に市立病院で、7月2日に市保健福祉センターで小規模の接種を予定している。市健康福祉課は「今後は機会も限られてくるので、早めの接種予約をお願いしたい」とした。