中曽根陽子さんがオンラインで講師を務めた教育フォーラム=5月21日、五泉市赤海
中曽根陽子さんがオンラインで講師を務めた教育フォーラム=5月21日、五泉市赤海

 子どもが意欲を高め、やり抜く力を身に付ける子育て法を学ぶ教育フォーラムが21日、新潟県五泉市の複合施設ラポルテ五泉で開かれた。教育ジャーナリストの中曽根陽子さんがオンラインで講師を務め「世の中が大きく変化する中、子どもたちには自ら考え、選び、行動する探究力が求められている」と訴えた。

 新潟日報社が展開している地域の魅力発信プロジェクト「未来のチカラin阿賀路」の一環。オンラインも含め約70人が参加した。

 中曽根さんは「人工知能(AI)などの発達で社会の変化が着実に起きている。子どもが失敗しないように親が先回りしてレールを引いても、その先の未来は分からない」と指摘。「失敗しながらも自らチャレンジを重ね、得意なことや好きなこと、やりがいを見つけていくことが、将来の仕事選びにもつながる」などと説いた。

 会場で話を聞いた五泉市の元養護教諭の女性(76)は「子どもたちの失敗を見守りながら、一緒に考える教育をこれからも心掛けたい」と話した。