任期満了に伴う新潟県糸魚川市長選が11日告示された。市長選には、ともに無所属で、5選を目指す現職の米田徹氏(72)と、前市産学官推進企画幹で新人の久保田郁夫氏(63)が立候補を届け出た。18日に投票、即日開票される。

 新型コロナウイルスの感染拡大で低迷する地域経済や医療・福祉、人口減少社会への対応が主な争点。2016年に起きた糸魚川大火からの復興まちづくりなど、4期16年間にわたる米田市政の評価も問われる。

 米田氏は大町1の糸魚川駅前で第一声。集まった約130人の聴衆を前に「ウイルス禍に打ち勝つ地域社会をつくるため、経済や医療対策にしっかり取り組んでいく」と訴えた。この日の街頭演説では、16年間、市政のトップを務めた経験を強調し、市民生活を守るために現市政の継続が必要だと主張した。

 久保田氏は横町5の商業施設前に約200人を集め、市議選の新人候補と合同で出陣式を行った。「自分のすべてをぶつけて、育ててくれた地元に恩返しをしたい。新しい糸魚川を始めましょう」と呼び掛けた。その後の街頭演説では、海洋高の校長時代に取り組んだ水産物加工品の開発などの成果をアピールした。

 10日現在の選挙人名簿登録者数(有権者数)は3万5850人。

◇糸魚川市長選立候補者(届け出順)

米田   徹(よねだ・とおる)72 市長 無現(4)

久保田 郁夫(くぼた・いくお)63 無職 無新