任期満了に伴う新潟県十日町市長選(18日告示、25日投開票)で、市議の樋口利明氏(66)が12日、無所属で立候補する意向を明らかにした。これまで4選を目指す現職の関口芳史氏(62)以外に立候補の表明はなかったが、告示まで1週間を切る中、選挙戦となるのが確実となった。樋口氏は13日に記者会見し正式表明する。

 樋口氏は12日、新潟日報社の取材に対し、立候補の理由について「4期目を迎える市長が、無投票当選はあり得ない」と強調。「新型コロナウイルス対策に最優先で取り組む」とし、今夏に予定される大地の芸術祭を延期するなどとした。 樋口氏は十日町市出身、埼玉大卒。市職員を経て、1995年の旧市議選から3期連続当選した。新設合併に伴う2005年の十日町市長選と、11年の県議選十日町市・中魚選挙区で落選。17年の市議選に出馬し、当選した。

 十日町市長選には、市内の不動産会社役員の男性が立候補を模索していたが12日、取材に対し、出馬しない意向を明らかにした。樋口氏は3月の市長選立候補予定者説明会に、この男性の代理として出席していた。