任期満了に伴う糸魚川市長選は18日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の米田徹氏(72)が、前市産学官推進企画幹で無所属新人の久保田郁夫氏(63)に競り勝ち、5選を果たした。4期16年に及んだ米田氏の多選と新型コロナウイルス対策が問われた選挙で、有権者は米田市政の継続を選択した。

 両氏は市政継続の是非や人口減少対策、新型ウイルス禍に直面した地域経済と医療再生を巡り論戦を繰り広げた。

 米田氏は苦境が続く市内経済と医療政策を5期目の最優先課題に掲げた。市政の継続が市民生活の安定につながると多選批判への反論を展開した。自民党の衆院議員、県議、市内3支部や地元大企業などが支援。告示後から支持基盤の引き締めを強化し、新人との激戦を制した。

 米田氏は午後11時すぎ、南押上1の選挙事務所で支持者と共に万歳をした。「企業、団体、組織などの力強い支援を頂いた結果だ。与えられた4年間で経験の全てを生かし、ラストスパートとして取り組みたい」と抱負を語った。

 久保田氏は地元の海洋高校長と市の企画幹時代に進めた人材育成策など、新たな市政への転換を訴えて草の根選挙で戦ったが、現職の分厚い組織戦に跳ね返された。

 投票率は74・12%で、2017年の前回選を2・08ポイント上回った。

▽当日有権者数 3万5414▽投票者数 2万6248▽投票率 74・12%▽無効 217

◇糸魚川市長選開票結果(選管最終)

当13、952 米田   徹72 無現(5)

 12、079 久保田 郁夫63 無新