2023年3月末までに上越新幹線の全車両で導入されるE7系=長岡市
2023年3月末までに上越新幹線の全車両で導入されるE7系=長岡市

 JR東日本は7日、上越新幹線の大宮-新潟間で速度向上のために行ってきた工事が2023年3月までに終了する見通しが立ったと発表した。上越新幹線の全車両をE7系に統一。来春のダイヤから東京-新潟間の最速(下り・大宮のみ停車)が、現在の1時間36分から7分短縮され1時間29分となり、初めて1時間半を切る見込みとなった。

 JR東は19年5月から約50億円をかけて、大宮-新潟間(303・6キロ)で速度向上に必要な騒音対策工事を行ってきた。工事完了に伴い、来春のダイヤから最高速度が現行の240キロから275キロに引き上げられる。

 北陸新幹線で先行導入されていたE7系は19年3月、上越新幹線に初めて導入され、導入台数を増やしてきた。23年3月末で全車両をE7系に統一することに伴い、E2系は東北新幹線のみとなる。

 深沢祐二社長は7日の記者会見で、具体的なダイヤ編成は今後決定するとした上で「1時間30分を切る形になる。新潟と首都圏の交流を盛んにしたい」と述べた。

 東京-高崎間が上越新幹線と共通する北陸新幹線でも、東京-金沢間が2分程度短縮される見通しだ。