俳優の吉沢亮が2日、都内で行われたメンズファッション・ライフスタイル誌『GQ JAPAN』(コンデナスト・ジャパン)がその年に圧倒的な活躍を見せた人々を讃えるアワード『GQ MEN OF THE YEAR』授賞式に登壇した。
ベスト・アクター賞を受賞した吉沢は「非常に光栄でございます。非常にうれしく思っています」と大喜び。「主演映画2本と朝ドラがあり、特に『国宝』はこんなにもたくさんの方に見ていただけるとは思っていなくて。たくさんの方に支えられて、いろんな挑戦ができた年だったなと思っています」とかみしめた。
続けて、来年については「ミュージカルをやるので、歌…」と緊張気味。「ハードルの高い挑戦だなと思っています。来年、堂々と舞台上に立てるように必死にけいこを重ねる日々だと思います」と背筋を伸ばした。
また、年末年始の理想の過ごし方についても「男4人兄弟で毎年、年始に家族と会ったりするので今年もそういう時間があればいい」としつつ、「役作りの方でやらなければいけないことが多いので、会えるかどうか微妙だなと」と、来年の活躍への期待も高めた。
吉沢は、映画『国宝』で稀代の女形・立花喜久雄を演じた。1年半かけて磨き上げた歌舞伎の所作や踊りに息をのみ、その圧倒的な表現力に多くの観客が涙し、堕ちた喜久雄が乱れ踊るシーンは、狂おしいほど美しく、日本映画史に刻まれる名場面になったとして受賞した。
■受賞者一覧
アイナ・ジ・エンド/ブレイクスルー・アーティスト賞
小田凱人(プロ車いすテニスプレイヤー)/ベスト・アスリート賞
小島秀夫(ゲームクリエイター)/ベスト・クリエイター賞
timelesz/ブレイクスルー・ポップ・アイコン賞
高橋文哉(俳優)/ブレイクスルー・アクター賞
藤本壮介(建築家)/ベスト・アーキテクト賞
吉沢亮(俳優)/ベスト・アクター賞
RIP SLYME(アーティスト)/アチーブメント・アーティスト賞












