1年前、未知のウイルスに多くの県民はおののいていた。月日とともに生まれた“慣れ”の隙を、変異し力を増したウイルスが抜け目なく狙う。

 変異株の特徴は、感染力の強さだ。昨春、政府は「新しい生活様式」を示し、人との間隔を2メートル、最低でも1メートル取ることを求めた。しかし、ウイルスとの戦いが長引き、慣れが生まれ、間隔も縮まったと塚田院長はみる。国立感染症研究所によると、変異株の割合は東京などの首都圏…

残り1382文字(全文:1591文字)