自宅前の道路が冠水し、排水作業に追われる住民=27日午後6時ごろ、新発田市
自宅前の道路が冠水し、排水作業に追われる住民=27日午後6時ごろ、新発田市

 新潟県内は27日未明から夕方にかけて下越や佐渡を中心に激しい雨が降り、落雷が相次いだ。新潟市東区松浜では1時間の降水量が39・5ミリと6月の観測史上最大を記録した。一部で落雷による停電や浸水、列車の運転見合わせなどの影響が出た。

 県と新潟地方気象台は一時、新潟市と新発田市、胎内市、関川村に土砂災害警戒情報を発表。新潟市と新発田市、聖籠町の一部に避難指示が出て、避難所が設けられた。佐渡市では排水路などから水があふれ、店舗1棟が床下浸水した。新発田市でも道路が冠水した。

 東北電力ネットワークによると落雷の影響で、午後7時時点で胎内市や五泉市、新潟市などで延べ1万7313戸で停電が発生した。

 JR東日本新潟支社によると、停電と大雨の影響で白新線と羽越線、米坂線、磐越西線で一時運転を見合わせた。午後9時現在、合わせて特急6本、普通列車48本が運休し、約1万2千人に影響が出た。

 また、落雷の影響で一部の車両に不具合が発生。28日から当面の間、越後線と信越線、羽越線、白新線の列車の車両を減らして運転する。混雑解消のため越後線では臨時列車を5本運行する。

 本県では28日明け方にかけて大気が不安定な状態が続く見込み。気象台は土砂災害や浸水などに警戒を呼びかけている。