1961年に現代工芸美術家協会が発足し、はや60回の巡回展がここ新潟で催されること、誠におめでたく存じます。そして、新潟は小生のふるさとでもあり、より深く感銘いたしております。特に若い作家に目を見張る作品があり、その台頭には明るい未来をも感じています。

 本年度の現代工芸大賞を受賞した漆芸の野田怜眞氏の大作「Form」は2メートルを超す大きく翼を広げたトンボを、現代の技法であるレーザーカットを使い…

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