さまざまな作品が並ぶ日本現代工芸美術展の新潟巡回展=新潟市中央区
さまざまな作品が並ぶ日本現代工芸美術展の新潟巡回展=新潟市中央区

 日本現代工芸美術展の新潟巡回展が2日、新潟市中央区の市歴史博物館(みなとぴあ)で始まった。新潟県開催は8年ぶり。金属の板を丹念に加工したものや、布を細かく染めて模様を描いた平面作品など、さまざまな素材・技法で生み出されたアートが並ぶ。

 現代工芸美術家協会、新潟日報社などの主催。例年、春に東京都美術館で展示会を開いた後、全国各地を巡る。新潟巡回展には、美術展の受賞作や現代工芸新潟会会員の力作など87点が用意された。

 会場には、ガラスを組み合わせて山並みを表現し、文部科学大臣賞を受けた「MOUNTAINS」をはじめ、金属の板を加工してかわいらしいペンギンの親子を表現した作品、漆の技法を生かして制作された大きなトンボなどを展示。佐渡市出身で前文化庁長官の宮田亮平さんの金属工芸もある。

 開場式では、同協会の春山文典副理事長が「伝統技術を学んだ上で、新たな発想を生むことが現代工芸だ。技術の応用をぜひ会場で見ていただきたい」とあいさつした。

 10日まで。入場無料。