全国高校野球選手権新潟大会の決勝の舞台となるハードオフ・エコスタジアム。今年も熱戦が展開されそうだ=新潟市中央区
全国高校野球選手権新潟大会の決勝の舞台となるハードオフ・エコスタジアム。今年も熱戦が展開されそうだ=新潟市中央区

 甲子園出場1枠を懸けた第104回全国高校野球選手権新潟大会は9日、新潟市中央区のハードオフ・エコスタジアムで開幕する。今大会は71チームが出場。昨秋は北越、今春は東京学館と、いずれも夏の代表経験のないチームが頂点に立った。今夏も混戦が予想され、日本文理、新潟明訓、中越といった強豪私学が各ブロックに散らばった。春8強入りした村上桜ケ丘、高田北城、新潟工ら公立勢の奮闘にも期待したい。夢舞台への切符を争う熱い戦いを展望した。

◆Aブロック 東京学館が投打でリード

 今春の県大会を制した東京学館が一歩リード。羽吹幸隼は右横手から制球良く投げ込む。上村泰雅、古澤蒼士ら打線が投手陣を援護したい。帝京長岡は器用な打撃を見せる幌村黛汰、パワーあふれるボーウェイ・ジャンら多彩な打者が並ぶ。主戦茨木秀俊の好投に期待が懸かる。昨夏準優勝の新潟産大付も意地を見せたい。

◆Bブロック 打線に迫力、群抜く中越

 感染禍の影響で昨夏辞退した中越の存在感が際立つ。走攻守に優れる吉井愛斗、パワーと勝負強さの杉田海人ら迫力ある打線が売り。強力に援護し、主戦小幡拳志郎の消耗を抑え、勝ち上がれるか。追う開志学園も熊木塁を筆頭に振れている。公立勢を連破して春8強の高田北城、根津陽央の粘投に期待がかかる長岡も上位を狙う。

◆Cブロック 好左腕集い混戦の様相

 昨秋覇者の北越と、強打で春4強入りした新潟明訓が競る。北越は主戦山倉大武に、変則フォームの中里優暉ら左腕5枚が的を絞らせない。大滝快晴ら左の巧打者が並ぶ新潟明訓は、好左腕が集うヤマで打ち勝てるか。上越は力強い直球を持つサウスポー近藤佑大が安定。新潟工は左腕桐生隼を筆頭に4投手が出番をうかがう。

◆Dブロック 日本文理、総合力際立つ

 3大会連続甲子園出場を目指す日本文理が抜けている。主戦田中晴也は最速148キロの直球で打者をねじ伏せる。打っては春の県大会決勝で2本塁打と、左打席でも迫力満点だ。村上桜ケ丘も、下位まで切れ目のない打線を武器に上位をうかがう。左腕青木彰吾を擁する佐渡総合、経験豊富な増野樹が引っ張る関根学園も侮れない。
 

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