国の重要無形民俗文化財に指定されている「車田植え」が18日、佐渡市北鵜島で行われた。朝からまぶしい日差しが差し込む田んぼで、内海府小中学校の児童生徒13人らが「田植え唄」を歌い、早乙女3人が渦を描くように苗を植えて豊作を祈願した。

 車田植えは北鵜島の北村佐市さん(72)宅に代々伝わる習俗で、5月の大安の日に行われている。佐渡以外では岐阜県高山市に残るとされる。

 北村さんが田んぼにお神酒を注ぎ入れた後、3人の早乙女が田んぼの中央から、後ずさりしながら「の」の字を描くように手で苗を植えていった。

 あぜでは内海府小中学校の児童生徒たちが地元の女性たちと交互に田植え唄を歌い、「ダンエーカカエ」などと元気な...

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