
モスクを案内するイスラム教徒の男性=4月、関東地方
在日外国人差別の矛先が最近、韓国・朝鮮人やクルド人から、ムスリム(イスラム教徒)へと広がり、モスク(礼拝所)が攻撃の対象となっている。交流サイト(SNS)では誤情報やヘイトスピーチが拡散し、モスクには誹謗中傷の電話やメールが相次ぐ。ムスリムから「なぜ標的になるのか」「外に出るのが怖い」との声が上がる。
在日ムスリムを研究する早稲田大の店田広文名誉教授によると、在留外国人統計や日本人信者数から推計した日本に暮らすムスリム人口は、2024年末で約42万人。モスクは160カ所を超えたという。
ムスリム差別は全国で強まっている。大阪市では昨年、祈りの時間を告げる「アザーン」がモスクから早朝に大音量で流れ...
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