
日本原燃の使用済み核燃料再処理工場=3月、青森県六ケ所村
日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)は、原燃が目標とする2026年度中の完成が難しい情勢だ。28回目の延期が濃厚とみた青森県は、県内への燃料搬入を認めない方針を示し、原発を抱える電力各社に余波が広がる。原燃は目標を死守する構えだが、地元からは工程優先の見切り発車を懸念する声も上がる。
▽ストップ
「なし崩し的に燃料が搬入される環境をつくるわけにはいかない」。青森県の宮下宗一郎知事は今年3月、使用済み燃料中間貯蔵施設(同県むつ市)への追加搬入を現時点では認めない判断を下した。最終的に燃料を引き取ることになる再処理工場の審査が停滞しているためで「完成も確実に遅れるだろう」と切り捨てた...
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