
資材不足について話す石川信一さん=21日、東京都北区
イラン攻撃のあおりを受けるナフサなど石油製品の供給を巡り、政府見解と事業者の認識にギャップが深まっている。高市早苗首相は「年を越えて供給できる」と言うが、現場では品不足や価格高騰が明らかだ。実態を探った。
▽入手の見通しなく
「35年間仕事する中で注文すらできないのは初めてだ」。接着剤が手に入らないと頭を抱えるのは、東京都北区で内装業を手がける石川信一さん(56)だ。接着剤はナフサ由来で、壁紙を貼る作業に欠かせない。
イラン攻撃直後の3月上旬は注文して届くまで1日で済んだのに、現在は入手の見通しも立たない。節約しながら使ってきたが、手持ちは日々少なくなり、断らざるを得ない仕事も出てきた。
4月からは...
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