
「声の保護と多言語化協会」の記者会見に登壇した声優かないみかさん(中央)ら=2025年11月、東京都港区
人工知能(AI)の進化は、声優の仕事を広げるのか、それとも奪うのか。
生成AIで日本語の音声を外国語に変換したり、声の権利保護を目的にデータベースを立ち上げたりと、声優の声をビジネスに活用する取り組みが、ここに来て動き出している。AIの進歩に「わくわくすると同時に非常に危惧している」とベテラン声優の山寺宏一さんは語る。一方、人気声優の梶裕貴さんは音声AI事業などを手がける新会社を設立し、自ら社長に就いた。インターネット上で無断で合成された声が氾濫する中、声優たちの「声の権利」が改めて問われている。(共同通信=高坂真喜子)
▽同じ声質で外国語に
「あなた、さっきおなかがすいたって言っていたけど、一体...
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