皇族数確保策に関する「立法府の総意」案を各党派に示すため、衆参両院が開いた全体会議=8日午後、衆院議長公邸
 皇族数確保策に関する「立法府の総意」案を各党派に示すため、衆参両院が開いた全体会議=8日午後、衆院議長公邸
 皇族数確保策に関する全体会議終了後、記者会見する福山参院副議長。右は関口参院議長=8日午後、衆院議長公邸
 皇族数確保策に関する全体会議終了後、記者会見する森衆院議長(右から2人目)、福山参院副議長(左端)ら=8日午後、衆院議長公邸
 「立法府の総意」案の書きぶりと想定される解釈

 衆参両院の正副議長が提示した皇族数確保策の「立法府の総意」案は幅広い合意を優先し、バランスを意識した内容となった。半面、立場に隔たりのある個別論点では文言解釈に幅がある「玉虫色」の表現が目立ち、各党の受け取り方によっては認識のずれが生じかねない。政府が皇室典範改正案を具体化した際、新たな火種となる可能性もはらむ。

 ▽曖昧

 「4者で熟議を重ねた結果だ。できる限り各党派の意見を考慮に入れ、最良のものになった」。森英介衆院議長は8日の記者会見で、立法府の総意案をアピールしながら「文章は一定の幅のある表現にとどめ、具体的な制度設計は政府の裁量に委ねる」と説明した。

 正副議長の中の1人は「曖昧にして、ふわっ...

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