長岡市は5日、64歳以下の市民に向けた新型コロナウイルスワクチン接種の予約受け付けを一時停止すると発表した。国からの8月分のワクチン供給量が、必要量を大幅に下回る3分の1程度にとどまる見通しとなったため。今月1日に始まった個別接種は6日に予約を停止し、17日に開始予定だった集団接種の予約受け付けは延期する。

 市は先月25日、8月に必要となるファイザー社製ワクチン約5万2千回分を国に要望。ただ今月2日になって、1万8720回分しか供給されないことが判明した。

 供給される分は、予約済みの優先接種などに活用する。予約の再開時期は、ワクチン確保の見通しが立った時点で発表する。

 市は64歳以下の市民に対し、6月末に接種券を一斉に発送。今月1日に個別接種を順次開始し、17日からは7月末以降の集団接種の予約を受け付け、11月末までに全希望者に2回の接種を終える予定だった。

 5日、会見した磯田達伸市長は「供給量次第では年内に接種が終わらないかもしれない」と述べた。

 ワクチン供給を巡っては、新潟市が先月、59歳以下の接種スケジュールを再検討した経緯がある。