県は7日、65歳以上の高齢者への新型コロナウイルスワクチンの市町村別接種状況を初めて公表した。5日現在、2回目の接種が完了した割合が55%以上となったのは新発田市や妙高市など12市町村、35%未満は新潟市や長岡市など6市だった=表参照=。このうち弥彦村や粟島浦村などは希望者への接種がほぼ完了している。

 県は市町村別の接種状況を、自治体間の競争をあおる恐れがあるとして、公表を控えてきた。ただ、住民から「状況を知りたい」との声が寄せられることから、接種がある程度進んできたことを踏まえ、概数を公表することにした。

 1回目と2回目の接種割合について、それれぞれ4区分して公表した。1回目の接種完了が85%以上だったのは、妙高市や聖籠町など10市町村。一方で、65%未満は新潟市や三条市など5市だった。

 県医療調整本部によると、こうした状況を踏まえても希望する高齢者への2回接種は目標とする7月末までにほぼ完了するという。