見附高の演劇部員が見守る中、リハーサルを行うミツケンバー(左)とカイト役=23日、見附高
見附高の演劇部員が見守る中、リハーサルを行うミツケンバー(左)とカイト役=23日、見附高

 新潟県見附市のご当地ヒーロー「放浪光使(ほうろうこうし)ミツケンバー」と見附高校演劇部員が共演する動画の撮影が23日、同市で行われた。新型コロナウイルス禍で発表の場がない生徒を応援しようと初めて企画。生徒たちも熱の入った演技を見せていた。

 ミツケンバーは同市の会社員本間悠斗さん(25)が、中学生だった2010年に誕生させた。本間さんが代表のサークル「特撮製作所ホンマプロダクション」が企画・制作し、同市のイベントなどに出演している。今回は、出身の見附高演劇部が大会の中止などで演技を披露する機会が減っていると知った本間さんが提案し、実現した。

 作品のタイトルは「夢幻戯曲」。ミツケンバーの友人六角カイトが高校の演劇部の練習に訪れ、怪人のいる「夢幻世界」に迷い込むストーリーだ。撮影は22日に始まり、23日は見附高と中央公民館で、ミツケンバーが夢幻世界でカイトを捜す場面などを撮影。部員は12人が参加し、本間さんは「身ぶりを大きく」などと指導した。

 演劇部部長の3年生(18)は「貴重な機会をもらえた。ご当地ヒーローの作品作りの裏側を知ることができ、勉強になった」と感謝した。本間さんは「今後も作品を通して見附を発信したい」と話した。

 撮影は24日までの予定で、作品は今秋ごろに動画配信サイトや市内の公共施設で発表する。