大雨の影響で冠水し、一面が泥水に飲み込まれたドラッグストアの駐車場=8月4日午前9時30分前、村上市下鍜冶屋
大雨の影響で冠水し、一面が泥水に飲み込まれたドラッグストアの駐車場=8月4日午前9時30分前、村上市下鍜冶屋

 記録的な大雨が3日から降り続いた下越地方は4日午前、各地で大きな被害が確認された。大雨特別警報が出された村上市、関川村、胎内市の住民は眠れない夜を明かし、冠水や土砂の流入など変わり果てた地域の風景にぼうぜんとした。

 下鍜冶屋では4日朝、ドラッグストアの駐車場が冠水し、池のようになった。道路も寸断されている箇所があり、消防隊のゴムボートで避難した人もいた。飼い猫と一緒にボートで避難した荒川地区の自営業の男性(41)は「夜中に水が膝上ほどまで上がってきて、どうしようかと思った。逃げられてほっとしているが、現実を受け止められない」と、自然の脅威におののいた。

 関川村など県北地域は1967年8月28日に羽越水害に見舞われ、130人以上の死者・不明者が出ている。