新潟県庁
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 新潟県は5日午前、新型コロナウイルス対策として政府が新設した「BA・5対策強化宣言」を発令した。重症化する可能性が高い高齢者らに対し、感染リスクの高い行動を控えてもらう。ただ、一律の外出の自粛は求めず、マスク着用の徹底などを呼びかける。期間は31日まで。

 県が県庁で対策本部会議を開き、強化宣言の発令を決めた。会議は冒頭を除いて非公開で、花角英世知事は終了後、「高齢者の命と健康を守ることが喫緊の課題。一番のポイントはマスクを外しての会話なので、気を付けてほしい」と話した。

 強化宣言では、65歳以上の高齢者や基礎疾患がある人、その同居家族に対し、マスクを外しての会話を控えるよう求めた。大人数での会食など感染リスクの高い行動を取った場合、3日間程度は家庭内でも会話時にマスクを着用することを掲げた。

 県内は1日当たりの新規感染者が2千人を超える状況が続いている。お盆期間を含む8〜21日は、「集中対策強化期間」として県民により注意を促す。

 県は当初、高齢者らに外出自粛の要請を検討していたが、市町村から地元経済への影響が大きいとの指摘があり、一律の外出自粛は取りやめた。