建設会社の社員をかたる男らに現金約2300万円をだまし取られたとして、新潟市中央区の70代女性が5日までに、新潟署に被害届を出した。同署は特殊詐欺事件とみて調べている。

 新潟署によると、6月9日、女性宅に建設会社の社員をかたる男から「介護施設の入居予定者にあなたの名前がある。施設に入りたい人に権利を譲ってほしい」などと電話があり、女性は承諾した。

 その後、介護施設の運営者や弁護士をかたる男から「名義貸しは犯罪だ。発覚や資産の差し押さえを防ぐために費用がいる」などと電話があった。女性は6月14日〜7月15日に14回にわたって銀行口座への振り込みや宅配便で計約2300万円を送金した。

 宅配便の送り先は都内の複数のアパートだったという。7月16日に宅配業者から不審な宅配便があると県警に通報があり、詐欺だと発覚した。