メディアシップ

人をつなぐ、時間をつなぐ、まちをつなぐ メディアシップ

 日本一の長さを誇る信濃川。その大河のほとり、新潟市を象徴する萬代橋のたもとに「メディアシップ」はあります。2013年にオープンしたメディアシップは、新潟日報社、新潟日報グループの拠点であり、オフィスや商業施設、ホールやカルチャースクールなど多彩な文化施設を備えた、地上20階、高さ105メートルの多機能複合型ビルです。最上階の展望フロアからは日本海、信濃川河口に広がる新潟港、佐渡島、新潟平野、県境の連山が一望でき、新潟市の新たなランドマークとしてたくさんの来館者でにぎわっています。

「現代の北前船」

 中層部が膨らんだ独特のスタイル。メディアシップは、かつて日本海を行き来し、日本の物流、文化・情報の交流を担った「北前船」をモチーフに、帆に風を受けて進む姿をデザインに採り入れました。「新たな日本海時代への船出」「現代の北前船」をコンセプトに、世界に向けて新潟の魅力や情報をさらに発信したいとの願いを込めています。
1.多メディア時代に対応した情報受発信拠点
2.学術・文化的機能を取り込んだカルチャー拠点
3.県民・読者が集うコミュニケーション拠点
4.省CO2化の先導的役割を果たすエコビル
 メディアシップは上記の4つのビジョン(目標)を掲げています。新聞社の本社ビルの機能だけでなく、地域や社会との連携を深め、人・モノ・コト・情報が行き交う交流・情報受発信拠点を目指します。  メディアシップは「歴史の継承と新しい技術が融合したデザイン」と評価され、2013年のグッドデザイン賞に選ばれました。

にぎわいの空間

 メディアシップは1階から7階までを商業・文化・交流・学術フロア、19、20階を商業・展望フロアとして広く市民に開放しています。また利用者に親しんでもらえるよう、1階を「みなと広場」、4階を「みどりの広場」、5階を「ぶんかの広場」、20階を「そらの広場」と名付けました。

 2階には最大300人収容の「日報ホール」があります。かつて中心市街地にあったホールの名前が30年ぶりに復活。「みなと広場」「そらの広場」「みどりの広場」とともに、多様なイベントが連日催されています。

 メディアシップが立つ万代地区は新潟を代表する商業エリアです。新潟駅と市街地の拠点である古町地区を結ぶ都心軸に位置し、周辺の重要文化財萬代橋や信濃川は市街地の貴重な水辺空間を構成しています。メディアシップの来館者はオープン以来、毎年100万人を超え、地域のにぎわい創造に貢献しています。

情報、学術・文化の拠点

 メディアシップでは1階エントランスフロアの220インチ大型マルチビジョンを始めとする館内サイネージを利用し、来館者にニュースや気象情報、イベント情報などを配信しています。

 7階では学術・文化の拠点として「新潟日報カルチャースクール メディアシップ教室」を運営しています。音楽やガーデン、料理教室など250を数える多彩な講座に数多くの市民が参加しています。

 また新潟日報社が包括連携協定を結ぶ長岡造形大、新潟青陵大、新潟薬科大、新潟青陵短大の県内4大学と6階「ナレッジルーム」をメイン会場に、新潟県の活性化に向け地域の課題解決や人材育成にともに取り組んでいます。

エコビルの取り組み

 メデイアシップは自然通風や太陽光パネルなど自然エネルギーの利用、天然ガス資源を活用した分散型発電など環境に配慮したエコビルとしての取り組みを進めています。

 建設に当たって国土交通省の住宅・建築物省CO2先導事業に採択され、2011年の起工式には「新潟日報社環境宣言」を発表しました。2015年には環境省の「第5回省エネ・照明デザインアワード」優秀賞に選ばれるなと高い評価を受けています。

親子を結ぶ空間 メディアプラス

 メディアシップ本館隣にある分館は「メディアプラス」の愛称で親しまれ、子育て環境向上への貢献を目指しています。

■企業主導型保育所「日報子どもプラス保育園」
 育児休業から職場復帰した従業員らを後押しするとともに、地域の子どもたちも受け入れています。

■子育て支援施設「日報子どもマリーナ」
 子育てひろば、乳児コーナー、授乳スペースのほかおもちゃや遊具、絵本などもあり親子で自由に遊べるスペースです。親子で楽しめる行事が企画されにぎわっています。