新紙幣の偽造防止技術を公開
印刷局、原版彫る様子も

 国立印刷局は20日までに、2024年度上期に全面刷新予定の新紙幣で採用する偽造防止技術などを報道関係者に公開した。世界で初めて導入する肖像画が立体的に見えるホログラムの技術を展示したほか、約20年間かけて一人前に成長する「工芸官」と呼ばれる技術者が、金属の板を彫刻刀で彫って原版を作成する様子も紹介した。

 公開したのは、1万円札などを製造する東京工場(東京都北区)の作業工程。新技術のため写真撮影は許可されなかったが、現行の1万円札の福沢諭吉で試作した肖像画が立体的に回転するホログラムや、精細さを増した最新のすかしの見本を見せた。

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