渋沢栄一のひ孫、94歳が講演
「常に理想求め、よく働いた」

 新しい1万円札の肖像画に決まった渋沢栄一のひ孫で、渋沢栄一記念財団の理事長を務める雅英さん(94)が23日、東京都内で講演し、渋沢について「生涯を通じてよく働いた人だった。常に理想を求め、より大きなことを目指していた」と語った。

 民間人として海外の要人と会い、関係強化に努めた功績を紹介し「亡くなって90年近くたつが、得られる教訓は多い」と評価した。多くの企業設立に関わったことにも触れ、新紙幣に採用された理由だろうと推測した。

 講演は、渋沢の生涯を描いた雅英さんの著作「太平洋にかける橋」の英訳出版を記念して開かれた。

【暮らし・話題】