県庁
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 県立新発田病院(新発田市)は6日、手術の合併症で胎内市の男性が死亡する医療事故が2021年にあったと発表した。合併症で死亡するリスクについて家族らへの説明が不足していたとし、遺族と300万円で民事調停が成立する見通し。県議会6月定例会に関連議案を提出する。

 新発田病院によると、当時70代の男性は21年12月、総胆管結石の手術後、十二指腸穿孔(せんこう)を発症し死亡した。手術の合併症とみられる。

 24年10月、遺族が「合併症で死亡する恐れについての...

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