[未来のチカラ in 魚沼]
十日町市からは初の参戦。贅沢(贅沢)の名の通り、和牛とフォアグラという高級素材を使い、ゴージャス感が際立つ。「夜の食事のステーキで提供している、にいがた和牛や人気メニューのスペアリブを、この機会にランチで味わってほしい」と、考案した副総料理長の三橋正俊さん(59)。
広げたのりの上に、牛肉で包んだ巨大おにぎりとフォアグラ。「手で巻いてどうぞ」と言わんばかりだが、あまりに大きくてナイフで切り分けた。牛肉の甘みとフォアグラの濃厚さがご飯に絡まる。きりざいや神楽南蛮みそをのせて、のりで巻いて、と味の変化も楽しい。そして、スペアリブの柔らかいこと。
見た目にとどまらず、食べるとボリュームに驚く。参加は9月と、遅れたため、ほかにないものを目指した。三橋さんは「これでどうだ!というくらいの気持ち」と胸を張る。
リゾートホテル“らしい”上品な素材で“らしくなさ”に本気で挑む、そんな本気(マジ)丼だ。
住所:十日町市珠川