新潟の魅力・活力広げます

 新潟日報社は、県民とともに新潟の未来を切り開くためのビジョン「つたえる つなげる つかえる-新潟日報」を掲げます。そのメインとなる事業として2019年春「未来のチカラ」プロジェクトをスタートさせました。これは、県内の特定のエリアを一定期間、集中的に紙面で取り上げたり、イベントを開催したりして、課題や魅力を掘り下げ、発信し、その地域の未来を住民と一緒に考えるプロジェクトです。

「つたえる つなげる つかえる-新潟日報」のビジョンと、「未来のチカラ」プロジェクトを合わせたロゴ。地域や人をつなぐ橋のように「つなげる」を傾かせて「つたえる」と「つかえる」をつなげ、「新しい」「新潟」を示すアルファベットの「N」字を作りました。三つの言葉が三位一体になることで、新しい新潟が生まれるということを表現しています。

これまでのプロジェクト 

紙面、ネット、セミナー、イベント
フル回転 地域をリレー

  「つたえる つなげる つかえる」は、新潟日報社にとって、未来に向けた新たな羅針盤になります。

 県民のための報道・情報発信拠点として、これまでも県民に寄り添い、地域社会の課題解決に努めてきました。県民とともに明るいニュースに喜び、災害や事故を悲しみ、未来への希望を探してきました。多くの情報を伝えることにより、地域と地域、人と人をつなげ、県民に仕えること、県民から使っていただくことを大切にしてきました。

 今後もさらに「つたえる つなげる つかえる」ことによって、その役割と責務を果たします。

 いま、インターネットによって誰もが世界とつながる時代になりました。地方の魅力を簡単に早く世界へと発信できます。その一方、東京一極集中の弊害が指摘されてから長い年月が過ぎましたが、地方の人口流出と地域経済の弱体化に歯止めがかかりません。

 地域の特性に応じた産業の活性化、伝統文化や観光の魅力を生かした交流人口の拡大、時代の変化や少子高齢社会に対応した医療や福祉、保健、交通、生活支援が求められています。

 新潟日報社はそうした時代と地域の要請に応え、長い年月の間に蓄積してきた情報や、多くの分野に広がるネットワークとノウハウを生かしたさまざまな事業を展開します。

 その中心となるのが「未来のチカラ」プロジェクトです。

 対象地域を一定期間、徹底的に取り上げ、地域との協働と地域への貢献を目指します。各地域の魅力をリレーのようにつなぎ、全県を巡ります。紙面やイベントなどを通じ、地域の人々と一緒に魅力を探り、磨いて、「未来のチカラ」をはぐくみます。