8月20日 大の里今後30回は優勝
新潟日報政経懇話会上越会の8月例会が20日、上越市のアートホテル上越で開かれ、相撲ジャーナリストの荒井太郎氏が「大の里、横綱昇進!大相撲新時代を展望する」と題して講演した。海洋高出身の横綱大の里について「少なく見積もって今後30回は優勝できる。恵まれた体で、けがさえなければ大横綱になる」と述べた。
要旨は次の通り。
一、7月の名古屋場所では、新横綱大の里の優勝を信じていたが、引く悪い癖などが出て崩れてしまった。横綱になって初めてのことばかり。横綱の地位の難しさだと思うが、11勝4敗は及第点を与えられる。失敗から学び、課題を克服する修正能力が高い力士なので、秋場所はやってくれるだろう。
一、名古屋場所では若手が旋風を巻き起こした。ウクライナ出身の安青錦、新入幕の藤ノ川と草野も盛り上げた。琴勝峰は素質はあったがけがもあり、優勝は予想していなかった。特に草野は大の里のライバルになる存在だ。今後、「大草時代」などと呼ばれる時が来るかもしれない。
一、大の里は幕内10場所で4回優勝している。年6場所ある中で、半分の3回は優勝するだろう。あと10年は相撲ができると思うので、少なくても30回は優勝する可能性がある。優勝32回の大横綱大鵬を超えると期待している。秋場所の一番の見どころは大関昇進に挑む関脇若隆景だ。下からの攻めが良く、かなりの確率で大関になると見込んでいる。横綱豊昇龍の復活も期待される。東西横綱が優勝争いをすれば、さらに大相撲が盛り上がる。
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