3月19日 EV普及利便性が鍵に
新潟日報政経懇話会長岡会の3月例会が19日、長岡市の長岡ベルナールで開かれ、自動車ジャーナリストの佐野弘宗氏(五泉市出身)が「100年に一度の変革期といわれる自動車産業 電気自動車(EV)の未来は到来するのか?」と題して講演した。上場以来初の最終赤字に陥るホンダの課題に触れながら、自動車の技術革新を解説し「日本の環境にはEVが良いのではないかと思うこともある。楽で、便利だとなれば普及していくだろう」と述べた。
要旨は次の通り。
一、ホンダが2026年3月期連結決算の純損益予想を最大6900億円の赤字に下方修正した。理由はEV事業の失敗だ。ホンダの三部敏宏社長は、社運を懸けたEVプロジェクトの中止を決断した。四輪事業の利益率が他社より低く、日本メーカーで唯一、他社との資本関係がないこともリスクになっている。
一、技術革新を表すCASE(ケース)という言葉がある。Cはインターネットとの接続、Aは自動運転、Sはシェア、Eは電動化だ。車両制御の技術は向上しているが、運転手が走行中に目を離すことができるかで差がある。事故時の責任がメーカー側にあるとなれば、商品化はしづらい。
一、トヨタはEVやハイブリッド車などを適材適所で使い、カーボンニュートラルを目指す考え方を提唱していた。正しかったという論調が多いが、欧州では既に新車の2割がEVで、日本でもじわじわと広がっていくと思う。日本は車の平均走行距離が短く、ガソリンスタンドは減っている。いろいろな選択肢を残すことが賢い方法だ。
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