【新潟会場】新潟日報政経懇話会

4月24日　観客動員数１位目指す

　新潟日報政経懇話会新潟会の４月例会が２４日、新潟市中央区の新潟グランドホテルで開かれた。食品宅配大手「オイシックス・ラ・大地」（東京）の社長で、今季からプロ野球２軍戦を戦う「オイシックス新潟アルビレックスＢＣ」の代表取締役会長を務める髙島宏平氏が球団の今後について講演。「新潟の野球熱を全国に見せたい」と語り、観客動員数で参加１４球団中１位となることを当面の目標に掲げた。

　要旨は次の通り。　

　一、独立リーグで健全経営をしていた新潟アルビレックスＢＣと一緒になり、プロ野球２軍戦に参入した。２０年以上の付き合いがあるＮＳＧグループの池田弘氏から話をもらい、球団の命名権を取得して資本も一部提携した。企業名がチーム名になることも大きなチャンスだと思った。
　一、食に関する会社を経営しているので、食について胸を張れる「日本一おいしい球団」になる。球場に来ると味わえるグルメの提供に力を入れる。スポーツ栄養学のノウハウを生かして、選手たちの食事も支えたい。　一、プロ野球１２球団の１軍に選手を輩出することは一つのゴールだが、やはりチームとして勝ちたい。新潟という地域にはスポーツ熱、野球熱を感じるが、より機運を盛り上げるには成績と観客数が重要だ。ホーム戦の観客動員は年間１０万人を一つの目標に、１位を目指す。地元の皆さんからもアイデアをもらって、熱心な野球ファンではなくても楽しめる球場にしたい。