ゲレンデで適正な110番通報をPRした南魚沼署員とひかるくん=湯沢町土樽の湯沢パークスキー場
ゲレンデで適正な110番通報をPRした南魚沼署員とひかるくん=湯沢町土樽の湯沢パークスキー場

 1月10日の「110番の日」を前に、新潟県警南魚沼署が湯沢町土樽の湯沢パークスキー場で110番通報を広報した。署員と県警マスコット「ひかるくん」がスキーでゲレンデを滑り降り、家族連れらに適正な通報をアピールした。

 南魚沼署によると2023年の県内の110番通報件数は14万3621件で、前年より7・7%増えた。全件の約4割は、落とし物や相談、間違いといった緊急性のない通報だった。スマートフォンの「緊急通報機能」が作動し、本人が知らないうちに通報したケースもあるという。

 この日は署員が「110番の日」を1文字ずつ記したゼッケンを身に着け、ひかるくんとシュプールを描いてゲレンデをゆっくり滑走。きれ...

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