
日々使う箸へ感謝の気持ちを込めた「はし供養祭」=8月4日、三条市八幡町
語呂合わせから「箸(はし)の日」である8月4日、新潟県三条市八幡町の三条八幡宮で「はし供養祭」が行われた。参加者は飲食店や家庭などで役目を終えた箸を火にくべて、箸や毎日の食事に対する感謝の気持ちを伝えた。
飲食店などでつくる県央食品衛生協会三条支部が主催。1978年から続く恒例行事となっている。
会員らは台座に積まれた割り箸や地域住民が持ち寄った箸を火にくべて手を合わせた。
境内には会員によるミニ縁日も設けられた。かき氷や焼きそばなどが振る舞われ、親子連れらが楽しんでいた。
初めて箸を火にくべたという三条市の小学校1年生の男子児童(7)は「ちょっと怖かった」と話した。関能宏支部長(58)は「...
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