新潟日報社が2020年7月から展開した「未来のチカラ in 長岡・見附・小千谷」の中核となる提言フォーラムが8月10日、長岡市のアオーレ長岡で開かれた。テーマは「１０年後の地域に必要なコト、モノ、人」。高い技術力を誇るものづくりや伝統産業の発展を目指し、３市の住民代表が情報発信や人材育成の工夫、産学官連携の必要性を訴えた。各市長を交えたパネルディスカッションでは、新型コロナウイルス感染症がもたらす社会の変化にどう対応していくかも取り上げた。フォーラムの内容を詳報する。

長岡、見附、小千谷の3市の産業発展に向け、住民代表と3市長が意見を交わしたパネルディスカッション＝8月10日、アオーレ長岡