[未来のチカラ in 魚沼]
待ちに待った新米の季節がやってきた。「日本で一番の南魚沼のコシヒカリを、おなかいっぱい味わってもらいたい」。そんな思いで展開されているのが、ことし5年目となる「本気(マジ)丼」キャンペーンだ。12月末まで続く。南魚沼市と湯沢町で取れたコシの上に、郷土料理や山海の幸を盛り付けた自慢の丼、計55種類が提供されている。このイベント、魚沼エリアを担当する記者にとっては毎年の楽しみの一つ。記者6人がことしの「新顔」や、地元色あふれる丼を紹介する。
メインとなる具はアユの昆布巻き。魚沼市内を流れる魚野川で取れた天然物を焼いて干し、甘露煮にする。その後、昆布を巻いてさらに煮込む。4、5日間かけて丁寧に仕上げただけに、アユのうまみを凝縮した濃厚な味を楽しめる。...
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ピンク色に輝いたローストポークが、丼の上で花びらのように広がる。出す時、お客の目の前でバーナーを使い軽くあぶる。これが香ばしさを引き出し、甘みのある豚肉の脂がご飯に染みわたる。...
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[南魚沼市大和地区の本気丼一覧]
きらりと輝くご飯の上に、野沢菜漬けなどを細かく刻み納豆であえた地元の味「きりざい」が山のように盛られる。一気にかき込むと、塩気と納豆のうまみが口いっぱいに広がる。素朴な味わいの郷土食は、ご飯と相性がぴったりだ。
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[南魚沼市六日町地区の本気丼一覧]
サツマイモ、カボチャ、ピーマン、ナス。赤、黄、緑、紫と色鮮やかな野菜をカラリと揚げた天ぷらが丼を彩る。
2匹のエビ以外は、巻機山を仰ぎ見る、店の近くの畑で育ったものばかり。しかも取れたてだから、味はもちろん、香りや歯ごたえも格別だ。
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[南魚沼市塩沢地区の本気丼一覧]
十日町市からは初の参戦。贅沢(ぜいたく)の名の通り、和牛とフォアグラという高級素材を使い、ゴージャス感が際立つ。「夜の食事のステーキで提供している、にいがた和牛や人気メニューのスペアリブを、この機会にランチで味わってほしい」と、考案した副総料理長の三橋正俊さん(59)。...
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八海山麓の清らかな伏流水に育まれた魚沼地域が誇るブランド鱒(ます)「魚沼美雪ます」。淡いオレンジ色の切り身がご飯を覆い隠すほどぜいたくに使われる。鱒を口に運ぶとぷりぷりとした身の歯触りが良い。上質な脂がもつ、ほのかな甘みも感じられる。...
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[湯沢町の本気丼一覧]