11月18日(火)、新潟大学養護教諭特別別科(笠井直美教授)において、令和7年度の新潟日報社の寄付講座の閉講式を行いました。
4月24日(木)よりスタートした本講座では、県内外から集まった養護教諭を目指す20人を超える学生が受講しました。前期は、報道のスペシャリストたちによる「新聞の読み方」「新聞の作られ方」「新聞の魅力」等の講座が開かれました。後期は保健だよりの作成実習です。前期の学びを基に、お互いの作品を見て意見を出し合いながら、一人一人が実際に一枚の保健だよりを完成させました。
それぞれが目標をもって取り組んできた本講座では、閉講式において、新潟県NIE推進協議会の伊藤充会長や新潟日報社読者局未来読者推進室山田孝夫室長らが見つめる中、試行錯誤しながら完成させた保健だよりを、全員が紹介し合うことで幕を閉じました。
新潟日報社読者局未来読者推進室の山田孝夫室長から「私たち新聞社は、その日のニュースを、どのように伝えるかで真剣に悩み苦労しています。例年と同じようなニュースを伝える場合であっても、今までとの違いや、今年の特徴を必ず入れ込むようにしています。インフルエンザの注意喚起でも、例年と同じ部分は当然あると思いますが、今までとの違いや、今年の特徴を入れ込むようにすると、より伝わりやすくなると思います。」と、総評をくださいました。
全員が、素晴らしい養護教諭になってくれるものと期待して、本年度の講座を修了しました。
