NIEリーダー会議が、初めてメディアシップをベースにオンライン形式で、25日開かれた。参加したのは県NIEリーダーで新発田市立御免町小学校の星野敬子先生、同じく佐渡市立新穂中学校の小黒淳一先生、新潟県立村上中等教育学校の新沢耕輔先生の3名である。また、新潟日報社読者局未来読者推進室の小林啓之室長と同木村隆参与の2名がオブザーバーとして加わった。
2年間の実践研究委嘱校の指定を終え、今力を入れていることや今後取り組んでみたいことなどを自由に話し合った。星野先生は「NIEは貴重な経験。引き続き活動を通じて子どもの心を育てたい」と話した。小黒先生は「SDGSの探究活動を通じ、新聞を上手く活用し、地域社会の一員としての意識を高めた」という実践の成果をふまえ、今後、道徳の授業でも新聞の教材化を工夫したいと話した。また、新沢先生は総合探究において「問い」の重要性を指摘するとともにし、新聞のもつよさをアピールしたいと語った。
県NIE推進協議会の伊藤充会長は、県NIEリーダーの取り組みを高く評価し、「新聞と自分とのつながりを大切にし、さらに磨きをかけてほしい」と期待を込めた。
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