

12月7日、長岡市立越路小学校(栗林一志校長)のNIE研究発表会(1年次)が開催されました。研究主題は「必要な情報を適切に活用し、友達と考えを伝え合いながら課題を解決していく授業づくり」(研究主任:坂井大空教諭)。指導は県NIEアドバイザーの山之内朋子教諭(柏崎市立柏崎小学校)が務め、越路中学校の丸山巧校長も参観しました。
5年生の社会科「情報を伝える人々と私たち」(授業者:梶田惇太教諭)は、新聞のテレビ欄を使って番組編成の特徴に気づかせた上で、家族のアンケート集計を基に、視聴者のニーズを考えさせる活動です。子どもたちは、テレビ欄を見てニュース番組の時間と内容項目に着目し、自分たちとは違った多様なニーズがあることに気が付いていきました。
指導者の山之内教諭は、新聞のテレビ欄は、新聞と子どもたちの身近な生活とのつながりに気づかせる上で効果的であったこと、子どもたちの身近に情報(新聞)のある環境整備が素晴らしいことなどを評価し、2年次の研究の方向性を示唆しました。
越路小のNIE実践の特徴は、学年部にNIE担当とICT担当を置き、一つの実践(指導案)を職員で行いながら、その精度を高めていくという研修体制にあります。来年度のゴールイメージを共有し、楽しみながら実践を積み重ねてほしいと期待しています。