



12月9日(木)上越市立大潟町小学校(石田永校長)で、1年次の授業研修会<第1学年:生活科「いきものだいすき」堀川瑛里那教諭、第5学年:総合的な学習の時間「大潟町再現」大橋美紀教諭>が開催された。指導は中平一義准教授(上越教育大学)、川合紀子NIEアドバイザー(糸魚川西海小学校講師)が務めた。
大潟町小は、各教科の見方・考え方を働かせて深く学ぶ子どもの姿の実現を、新聞やタブレット端末を活用して図るよう研修を積み重ねている。
1年生の授業は、子どもたちがヤギとのかかわりを振り返り、ヤギに対する気持ちや学んだことを新聞にまとめていくという活動であった。5年生は、中庭の池づくりを振り返り、学校のカメ(外来種)をどのように扱うかについて、新聞記事を参考に検討する活動であった。いずれも子どもたちは課題を自分事として捉え、仲間と一生懸命に考える姿があり、共通した体験活動のよさが十分に発揮されていた。
次年度、新聞とタブレット端末を組み入れた新しいNIEの形を示してくれるものと期待している。