

12月22日(水)新潟第一高等学校(藤澤健一校長)で、NIEの1年次の研修会が開催された。授業は、第1学年の「国語総合」で、高橋利通教諭と若林美恵子教諭がそれぞれ担当した。指導は蟻塚宰子NIEアドバイザー(県立新発田商業高等学校教諭)が務めた。
新聞記事を基に、SDGsの視点から現代社会の諸問題を捉え、その原因や背景を調べて解決策をプレゼンするという授業と、新聞記事の内容とSDGsの17の目標との関係性を考える授業であった。生徒は評価基準表(ルーブリック)を用いてお互いに評価したり、仲間の考えを予想したりして学習を進めた。
指導者からは、生徒の発表力の高さを評価する一方、新聞記事を比較して読む力や、記事の内容と自分の考えを結び付けて主張することが大切であるいった指摘があった。
1人1台のタブレット端末の活用が進む中で、いかに生徒の文章を読む力、書く力を身に付けさせて国語の力を高めていくか、今後の実践の深まりが期待される。