

NIE実践委嘱校(2年目)の新潟市立内野小学校(中村芳郎校長)で、6月21日、「新潟県の米作りの発展について考えよう(5年:社会)」の校内授業研究(授業者:落合悠太教諭)が行われた。指導・助言は新潟市東区教育支援センターの古井丸裕三所長(NIEアドバイザー)が務めた。
子どもたちは「新潟の米づくりに関わる人々は,米の消費量を増やすために,どんな取組をしているのだろう。」という学習課題を設定した。タブレットに保存していた17種類の関連記事から、必要な情報を取捨選択して、感想や疑問をタブレットの付箋機能を活用して学習を進めた。また、記事の一覧から必要なものを選び,拡大して読みやすくしたり,キーワードにサイドラインを引いたりするなど,習熟に合わせて記事を読む工夫を行った。授業者は大型ディスプレイだけでなく,児童一人一人の端末に使用する記事を配付することで,発表に集中させたり,根拠となる部分を強調したりするなどの手立てを講じた。
GIGAスクール時代の新たな新聞活用の方向性を示す提案性のある授業であった。