五泉市立愛宕小学校 中山智美先生

身近に感じさせる教材
 札幌市立栄南小の道徳科「目標に向かって」では、パラリンピックに出場した谷真海さんの生き方を通して、夢や目標をもつことの大切さについて考える授業が公開されました。
 学習終末の新聞記事を活用した場面では、足の切断手術前に励ましてくれた母親について語る谷さんの記事を取り上げていました。パラリンピック出場には、谷さん自身の努力はもちろん、その周りでサポートしてくれる家族の存在があったことにも気付かせていました。
 谷さんを題材にした道徳は本学級でも学習したので、夏休み後、谷さんが東京パラリンピックの開会式で旗手を務めた記事を教室前廊下に掲示しました。教科書の中の遠い話からぐっと身近に感じることができるのが、新聞活用のよさなのだろうと改めて感じることができました。