
開会の挨拶をする伊藤充県NIE会長(手前)
新潟県NIEリーダー会議2023が、9日オンライン「Zoom」で開催された。会議には、昨年度NIE実践研究委嘱校のNIE担当者、白根小学校の髙橋健一先生、新潟第一高等学校の五島拓先生、2年目の御免町小学校の星野敬子先生、女池小学校の落合悠太先生、新潟日報社の山田孝夫未来読者推進室長、協議会の伊藤充NIE会長及び津野庄一郎事務局長の7名が参加した。
各校リーダーからは、「周年行事と絡めながら新聞を活用している」「複数の新聞記事の比較読みは学習効果がある」「NIEの実践研究の成果は、子どもの普段の姿として現れている」「新聞に慣れ親しむ活動として投稿に挑戦させている」といった内容が紹介された。一方、ICTのデジタル新聞教材にかかわり、「新潟日報社の新聞記事データベースのモニター利用の様子を知りたい」といった声もあがった。
県NIEの伊藤充会長は「継続的にNIEに取り組んだり、新しい取り組みに挑戦したりと、とても感謝している。ICTの普及に伴い、教師があまり手をかけなくとも、児童生徒に力の付くNIEの方法を考えていきたい」と話した。