
タブレットを使って研修する教職員
今年度からNIE実践・研究委嘱校となった新潟市立五十嵐中学校で8月18日、全教科を対象に記事データベースを活用した教材作りに教諭約40人が取り組んだ。とかくNIEでの新聞記事活用というと国語や社会が中心という先入観があるが、全教科での教材作りは大いなる挑戦とも言える。一方で、初めてのデータベース利用で不慣れなため、キーワードか見つからない、ヒット数が多すぎて記事を絞り切れない、ヒットしたが中学生向けの記事ではないなどの声も聞かれた。
この日、教科ごとに8グループに分かれ、教材として活用できそうなテーマを議論、記事を検索してロイロノートに作った各教科の「箱」にストックする作業を行った。12月までに各教科の校内公開授業に向けて準備するという。
斎藤伸校長は 「すべての教員が同時にデータベース検索を行うことで,操作方法の相談や,授業に活用できそうな記事の共有ができた。今後、各自がデータベース検索をする上で,効果的な研修になった」と話した。