新潟県からのNIE京都大会参加の皆さん

 

 第29回NIE全国大会京都大会が8月1日・2日の両日、京都市のロームシアター等で開催され、全国から約1200人が参加して学んだ。大会テーマは「探究と対話を深めるNIE」。副題は「デジタル・多様性社会の学びに活かす」。初日は、歴史家であり国際日本文化研究センター教授の磯田道史さんからの「刷り物の字が教えた日本」と題した基調講演、そして「きょうを読み、あすを解く(NIEの歴史と可能性)」をテーマにしたパネルディスカッションが行われた。

 2日目は、「公開授業」「実践発表」が京都経済センターで行われ、NIEの成果と課題、新聞社のデジタル教材の取り組み等、活発な意見が交わされた。次回開催は令和7年7月31日・8月1日、神戸市で行われる。

 本県の参加者は次の通り。実践研究委嘱校からは、佐渡市立小木小学校の渡邊あずさ教諭、上越市立中郷中学校の小林保子教諭、新潟県立中条高等学校の杉下英倫教諭の3人。新潟日報社からは、石山真常務取締役CMO、山田孝夫未来読者推進室長、田村博文未来読者推進室次長、石田篤志報道部ふむふむ担当デスクの4人。協議会からは、伊藤充県NIE会長、宇ノ井修二県NIE事務局長の2人。計9人であった。それ以外にも、新潟県からは、一般参加として他に2人が参加した。